シンプルなタッチ

2020年10月30日

ちょっとリアルなきゅうりのイラストを描く

illustration

今回のモチーフは何にしようかと考えて、きゅうりにしました。こちらのきゅうりは数日前に3本入りのを料理するために買ってきたので、それをモチーフにしました。


ちょっとネタ切れ気味かとも思ったけれど、まだまだ描いていないモチーフもたくさんあるなと気づいて。ちょっと視点を変えると見える世界が違うので不思議です。


いつもよりちょっと手数を多くしてリアルなタッチに近づくような、リアリティもしっかり。きゅうりの緑、表面の質感なんかを丁寧に追って。でもイラストらしさも忘れずに。


毎日家で一人で過ごす生活、それもずいぶん長くなってきましたが、改めて思うのは今の環境が当たり前ではないということを感じます。絵を描いて、周りの人に見てもらって、フィードバッグをいただいて、 それを材料にまた改良していい絵を作る、商品が売れたり、ご依頼をもらったり、それに一生懸命応える、喜んでくれる。全ては感謝のエネルギーに満ちているなと思います。


何気ない1日。でもできることはたくさんあります。これをやったらいいかな、こうしたら喜ぶかな、いろいろ思いついたり感じたり、24時間あるといろんなことが起こるし、嬉しいこと、思ったように行かないこと、いろいろですが、 その時の最善を選んでいけたらなと思います。


感謝の気持ちを忘れずに。感謝の気持ちを交換するようなイメージで絵を向き合っていけたらなと思います。次は何描こうかな、今日を大切に生きていきたいなと思いました。



raddiey プロフィール

北海道在住のデザイナー・イラストレーターです。1980年11月17日苫小牧生まれ。広島市立大学でデッサンを学び、東京でデザインの仕事を覚え、帰郷後はデザイナーとして勤務、その後、デジタルのイラストやデザインを作るお仕事をしています。


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バウムクーヘン
raddieyのテキスタイル

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raddieyの画材について

デッサンや油絵なども描いてきましたが、今はすべてデジタルで絵を作成をしています。シンプルなものからリアルなものまでいろいろな表現が手軽にできるので、とても自分の感覚に合っています。