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絵をはじめたきっかけ

17才の頃、僕は高専をやめて自宅で過ごしていました。これからどうするか。とりあえず、高校の卒業の資格は取らないとと思っていたので、通信制の高校の講義をテレビやラジオで受けてレポートを提出する、という日々を送っていました。それも1ヶ月にほんのちょっと勉強をすればできるもので、時間はたくさんありました。


大学ってどんなものだろう、とぼんやり考えてはいたので、引越ししてもそんなに遠くない北海道の大学のパンフレットや学校案内を取り寄せて見ていたりしました。美術は好きだったけれど、それをずっとやって行こうという気はなく、ただ、時間があったので、家の中にあるかごやりんごをスケッチブックに鉛筆で描いたりしていました。


とある日、いつも通り19時頃父が帰ってきて、新聞広告の切り抜きを渡してくれました。札幌の美術の予備校の広告でした。父は昔から絵を描いていて、美術の勉強を学校に通ってしたかったと、しきりに言っていたのを覚えています。


その後、朝4時か5時に起きて、苫小牧から電車で予備校に通う、という日々が始まりました。慣れない電車と札幌の地下鉄と街にワクワクしながら、デッサンの勉強を始めました。


ただ、そこにあるものを描きたい、ただそれだけなんだけどね。未来がどうなるかも考えずに、今こうやって絵がかけることに感謝して。


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